新幹線にて転院搬送|看護師が付き添います
「必要としてくれる方がいる限り、私はどこにでも行きます」。その想いを胸に、制度の狭間で不安を抱える方々に看護の手を届け続けています。
出発直前の車内。
安心を乗せて、今日もどこへでも。
制度では届かない、けれど必要な看護
医療保険や介護保険ではカバーされない、けれどたしかに必要な「安心」があります。
ご本人やご家族の「叶えたい」「なんとかしたい」という想いに、
制度ではなく“人”として寄り添いたい。
それが私たち「どこでもナース」の原点です。
距離ではなく、想いで動く
「そんなところまで来てくれるの?」と驚かれることがあります。
でも私たちにとって大切なのは距離ではありません。
必要としてくれる人がいる限り、どこへでも、なんどでも。
その想いがあるから、どんな移動も迷いません。
これからも、どこにでも
制度に収まらないからといって、あきらめてほしくない。
どこでもナースは、“看護で支える移動”を通して、
その一歩を応援し続けます。
「看護師が一緒にいてくれるだけで安心できる」
そんな言葉が、私たちの原動力です。
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写真に残すということ|今この瞬間が、いつか誰かを支える
「今この瞬間を写真に残す」。それは、看護の現場でも、ご家族との時間でも、あとから振り返ると何より大切な記録になります。
ご本人と過ごす時間、
その手のぬくもりを残す一枚。
何気ない1枚が、記憶を支える
スマホでも、デジカメでも、フィルムでも。
看護の現場で何かを記録するというより、
その人と過ごした証を、写真という形で残すことに大きな意味があると感じています。
「その時の想い」まで写っている
手をつなぐ瞬間、目が合った瞬間、ほっとした表情。
写真には、表情以上に感情が写ると私は思っています。
あとから見返した時、
そのときの空気や想いまでよみがえる、そんな1枚になるように。
記録ではなく、「寄り添いの一部」
写真は記録だけではなく、
その人の人生や家族との絆を残すためのツールでもあります。
「看護師が写真を撮ってくれてうれしかった」
そんな声に、こちらが心打たれることも少なくありません。
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看護がつないだ再会|山口県への同行とご家族の想い
「ありがとうございました。あのときの看護が、母の支えになっていました」。お母様の旅立ちから数か月後、息子さんがわざわざ会いに来てくださった日。山口県までの同行を経て、看護の意味を深く感じた出来事でした。
長距離搬送を終えたあと、
想いがつながる再会がありました。
看護師として同行した、長距離の搬送
ご本人の強い希望で、山口県までの搬送に看護師として同行しました。
体調への配慮はもちろん、
ご本人の安心を第一に、静かで穏やかな時間を過ごせるように。
その日々の中で交わされた言葉や表情は、今でも心に残っています。
想いは旅立ったあとも届く
数か月後、突然ご本人の息子さんが事務所に訪ねてきてくださいました。
「看護師さんの存在が、母にとってどれだけ心強かったか、あとで知りました」
そんな言葉に、胸がいっぱいになりました。
看護は“そのときだけ”じゃない
看護師が関わる時間は限られていても、
その人の人生やご家族の心には、深く刻まれているのだと改めて実感しました。
これからも、一人ひとりの「想い」に寄り添う看護を届けていきたいと思います。
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能登半島地震で被災された方との再会
偶然の再会☺️2024年1月奧能登からの避難搬送させていただいた方を半年を経てやっと故郷へ😊✨
同じお客様。偶然ですがこんなこともあります。震災発生当初は、着の身着のままで荷物がほとんどなく切ない気持ちになったことを思い出します。
半年の期間を経てやっと故郷へ。お荷物も増え、時間の経過を感じます。きっと患者さんは私たちのことは覚えらっしゃらないかもしれないですが私たちは覚えています😊不安もいっぱいある中でここまで乗り越えてこられた方ばかりです。
出発の際は、みなさん笑顔で「帰れるね!よかったね!でも寂しくなるなぁ。元気でね!」とお見送りしてくださいます。
迎えてくださる先は「お帰りなさい😊」と優しいお出迎え✨ありがとうございます✨お別れの際は笑顔で握手🤝
明日から宇出津はあばれ祭り!✨開催は賛否両論あるようですが、街中は活気がありました!被災地の病院、施設のスタッフの方々もみなさん頑張っておられます😊電話ではお話ししていましたが、直接お会いできると初めての感じがしなくてなんだかとっても嬉しくてハグしてしまいそうな勢いでした☺️ありがとうございました。
命ほど尊いものはない
命についてかんがえさせていただく今のお仕事。
年齢は関係ない。
命は尊い。
搬送後はいろんな事を自分の人生に置き換えて考える日々。
看護師として臨床現場にいた時以上に考えている気がします。
いろんな気づきをいただきます。
おひとりお一人がかけがえのない命をもっておしえてくださった沢山の事を私は大切にしていきます。
そしてその事を無駄にせずに次の代へ伝えて行きたいと思います。
当たり前なんて事はないこと、なにもない平凡な日々がどれほど幸せなことなのかを伝えていきます。
一度きりの人生、後悔しないよう精一杯楽しんで、いろんなことにチャレンジすることの大切さを私は大切な人を早くに失ったからこそ日々感じています。
そして多くの方々との出会いを通じて改めて大切なことに気づかせていただいています。


