当社は必ず看護師が1名以上同乗する民間救急です。
【民間救急とは】
どこでもナースは看護師が一名以上、必ず同乗している民間救急・介護タクシーです。現在、日本では民間救急は明確な決まりがないのが実情です。民間救急は緊急性の低い方、医療ケアが必要な方を搬送いたします。緊急性がないのであれば、医療職が同乗していなくても良い様に感じるかもしれませんが、医療用酸素を使用したり、人工呼吸器の方、痰の吸引が必要な方も搬送させていただく事を考えると、医療職が同乗し緊急時の対応ができる体制であることが望ましいと考えます。医療用酸素や喀痰吸引においても医療者の同乗が必須ですが、このルールすら守れていない事業所も存在するため、特に医療用酸素使用においては医療者が必ず同乗していることを確認しましょう。実際に無資格者が対応し死亡事故も起きている現状です。大切な方の命を守るためにご利用の際は必ず医療者の有無を確認しましょう
当社は金沢市消防局認定の民間患者等搬送事業者(民間救急)です。この認定には医療資格を有するか、患者等搬送適任者の研修を受講することで認定をうけれますが、この認定も医療者が必須ではないため安全性の面で課題があると感じています。
当社は正看護師が搬送車には1名以上が同乗します。安心してお任せください。また民間救急(医療搬送)は基本2名で対応いたします。長距離搬送や患者様の状態によっては2名以上での対応も行います。すべては大切な方の命の搬送です。わたしたちは責任感をもって患者様、ご家族に寄り添ったケアを継続いたします。
【長距離搬送・県外搬送について】
2024年11月現在、38都道府県への搬送・付き添い実績がございます。
お客様・患者様のお身体の状態を最優先に考えた搬送手段のご提案をさせていただきます。
これまでの長距離搬送実績地域
・石川県から北陸地方
・石川県から関東地方
・石川県から東北地方
・石川県から関西地方
・石川県から九州地方
インスタグラムやホームページブログにて一部紹介しております。
【医療用酸素使用について】
介護タクシーで医療用酸素を利用して転院されるパターンがあります。しかし注意が必要です。医療用酸素の使用は必ず医師または看護師がいないと使用してはいけないことをご存知でしょうか。流量ダイヤルを操作を”する”、”しない”の問題ではありません。医療用酸素を使用しているということは、医学的に何らかの問題があり治療をされています。そして転院搬送時は、院内の環境とは大きく変わり体調の変化も起きやすく医療者が対象者を観察する必要があります。何も問題がなければ酸素はする必要ありません。酸素を使用しているということは医学的管理下に置かれている方であり、医師が指示をして行っている治療の一つということなのです。ちなみに在宅酸素をご利用されている方が移動の際に使用される場合は、ご本人とご家族の操作の元搬送は問題ございません。
ここでひとつ実際にあった事例です。病院関係者から直接聞いたお話です。
医療者同乗なしで医療用酸素を使用して30分の距離を転院搬送で来られた患者様。到着時、顔色も悪く呼吸も荒い状態。運転手に状態確認するが、出発先の病院から特になんの申し送りもなく特に何も看ていないとのこと...。実際にこのようなことが県内でも起きているのです。絶対にあっては行けない事です。酸素は多くても少なくても命を脅かします。医療用酸素使用中のリスクを知らないが為、医療者でもない方が安易に取り扱おうとしてしまうのだと思います。ではなぜ医療用酸素を取り扱うことができているのか...ということなどいろんな問題が絡んでいますが、ここでは割愛します。医療者からすると非常に恐ろしいと感じます。県外においては酸素残量不足による事故や供給ルートが外れ、酸素の安定供給ができていなかったという事故が起こっていますし、行政機関から注意喚起も出ています。医療者がいなければだめなことを知らなかったでは済まされないことなのです。
正直申しますと、介護タクシーは二種免許を介護資格があれば誰でも始めることができます。医療用酸素も準備すれば儲かると無責任な発信をする方もいるのが現実です。取り扱う場合は看護師を同乗させるなど体制が整っていないと絶対に行っては行けないことなのです。現在は、酸素販売業者も規制を厳しくしつつありますが、いろんなルートを駆使され?使用されているこのような実態が全国的にもあるのが現実です。(卸販売に関する通達が厚生労働省からも出ています)医療機関側が予約した介護タクシーであっても、医療用酸素を使用して介護タクシーを利用される場合は、医療者が同乗していることを必ず確認してご利用ください。安さを求めるあまり、安全が脅かされることはあってはなりません。
以前に医療機関からの酸素ご利用での搬送ご依頼を承りました。お見積もりを提示すると、今までは弊社の半分ほどの値段で搬送してくれる事業者さんにお願いしていたのに...と言われました。(運賃も運輸局に申請認可が必要で上限下限が設けられています)空きがないため弊社にご依頼くださった様子です。当日を迎えご家族に説明させていただいたところ、酸素利用時に看護師が同乗していないといけないことは「知らなかった。。。」とびっくりされていました。そして“安全であることが何よりも最優先であるため何ら問題ない"と言っていただけました。他社批判ではなく、法的に問題があることを安易にしてしまうことを問題視しています。搬送にも棲み分けが必要です。安全が脅かされる状況で安易にお受けしてしまうということは、命を軽視しているとしか思えません。弊社も県内の信頼のおける介護タクシー事業者と協力体勢をとりながら搬送の棲み分けを行っております。全てはかけがえのない大切な人の命を守るためです。
どこでもナースでは、自分の大切な家族であるという意識をもってお一人お一人と誠実に向き合います。