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2024-01-10 18:00:00

震災から10日目

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地元の転院搬送の中でも 被災者の方の転院搬送をさせていただくことが 増えてまいりました。 皆さん荷物はほとんどありません。 着の身着のまま搬送となったのだろう ということが想像できます。。。 また、ご家族も被災者で 避難所生活をされておられる方も たくさんいらっしゃいます。 会話が可能な方は、 恐怖と絶望、余震の不安、過去の地震で家屋が倒壊し、 今回は津波。。。 聞いているだけでもものすごく胸が締め付けられ 苦しくなりますね。 あるご家族は、被災地の病院にお母様が入院されていて、 安否もずっとわからず、もうダメだと思った。 と涙ながらに話されて お母様に抱きついておられた姿がありました。 再会できて本当によかったと命の尊さを感じました。 被災地からの患者様搬送に関しては 消防救急や救助ヘリ、DMAT、 県外の民間救急搬送事業者などが 対応してくださっています。 こうして次は弊社を含めた、 地元の民間救急搬送事業者や介護タクシー事業者等が 医療機関からの依頼にて地域の病院間の転院搬送を担っています。バトンタッチのイメージです✨ わたしはInstagramを通じて 県外で活躍されている搬送事業者さんとお知り合いになることができました。本当にありがたいです🙇‍♀️ 今回の災害にて行政からの依頼で、 石川県に被災地の患者様搬送応援に来てくださっており、 いろんな方々に直接ご挨拶させていただきました🙇‍♀️ タイミングが合わず会えていない方々も いらっしゃいますが🙇‍♀️💦 みなさん、地元で搬送需要もある中で 石川県の災害支援に注力いただいていることとなります。 みなさんの地元の搬送については、 地元の搬送事業者さんが今までと変わらない搬送業務をしてくださっていることから、この連携やカバーも目には見えないけど、後方支援の一つであると思います。 本日にありがとうございます🙇‍♀️ 色々と連携をさせていただく中で 様々な情報を得ることができました。 また、すごく刺激をいただき使命感持って活動されている方々の姿に本当尊敬いたしました🙇‍♀️ 見えないところでたくさんの繋がりや連携を見ることができました。 もちろんいいことばかりではなく、 課題も感じた場面もあり 今後に活かしていかなければいけないと感じました。 自分に今できること、 事業者としてできることはなんなんだろうかと 被災者の方々の搬送をさせていただく中で いろんなことを考えさせていただいています。 限られた搬送時間内で、 お話を伺ったり 声かけをさせていただくくらいしかできないですが、 できるだけ安心していただけるよう心がけ、 被災者の方の心にも寄り添ってまいりたいと思います。 あと一つ、、、 被災者の方々を支えている様々な方々の 心のケアも そろそろ必要となってくる時期ではないかとおもいます。 自分含め無理はしないようにもしなければと思います🙇‍♀️ 被災者を支えている方々も本当の被災者、 あるいは第二の被災者であることを 忘れてはいけないとも思います。 だけどやっぱり能登の方々を支えたい、 そんな思いの方ばかりで溢れていると日々感じます🙇‍♀️