石川県から岩手県へ (かつての被災地へ)
長い長い道のりでしたが、頑張って乗り越えくださいました✨急性期ということもあり、事前準備をしっかり行い万全の体制(3名体制)にて臨みました。事前に同乗看護師も一緒に患者さんと顔合わせをさせていただきました。ソーシャルワーカーさんや病棟看護師さんから得た情報にて必要と思われるものを揃えて当日迎えました。
言葉で伝えることが困難な状態で伝えたいのに伝えられないもどかしい思い、お若いこともあり不安もいっぱいだったと思います。できる限り訴えや想いを汲み取って対応してさしあげたいと、一緒に同乗したナースもご本人の伝えたい想いを汲み取りながらの11時間の道のりでした🚗
どうしても一つ伝わらないことがあり、やっと伝えたいことが伝わったその時、 患者さまも同乗看護師も一緒に涙を流して喜んでいる姿がありました✨
病棟看護師だった頃、患者さまともっと関わりたと思ってもなかなか一人一人に時間を割けないもどかしさがありました。でもいまは十分ではないけど、その時よりも一人一人との時間がつくれていると感じています✨
ありがたいことに前日に遠方からお越しいただいていたご身内の方と会食させていただく機会があり、患者さまのこれまでの歩みをお話してくださいました。そのおかげもあり、
患者さまのことも少し知ることができました。
お声かけの際に、前日のお話やこれまでのことをお話をさせていただき、笑顔を見ることができた事もとてもうれしかったです😊事前にお身内の方ともしっかりと連携もとれていることもご本人にとって安心につながったのではないかと思っております☺️どんなメンバーが搬送に関わってくれるのか、ご身内の方やご家族も気になる点だとおもうので、いろんなお話ができてよかったです☺️
転院搬送は、一回きりの搬送がほとんどです。特に県外だともうお会いすることはないに等しいです。だけど、だからこそ私はそのご縁を大切にしたいと考えています。ご家族の方々にも安心を届けたいです☺️✨
今回の搬送では能登半島地震の際にお世話になった福島県の同業先輩方にもお会いすることができたこと、また偶然にも過去大きな津波被害のあった地域へ搬送させていただき東日本大震災津波伝承館にも伺うことができました。(その他の写真はインスタにて掲載)弊社にとって忘れられない搬送となりました。
お客様が繋いでくださったご縁🙇♀️感慨深い二日間でした。